1995年にデビューして今年で30年!
Mマークと松山油脂の豆知識をお届け。
TRIVIA 1
無添加せっけんの「無添加」ってなに?
合成界面活性剤・鉱物油・香料・着色料・防腐剤を添加していない、という意味です。成分は石けん素地とトコフェロールのみ。トコフェロールは天然ビタミンEの表示名称です。「無添加」というときは何が無添加かを表示するのが化粧品の決まりごと。「無添加せっけん」のパッケージには何が無添加か、ちゃんと書いてあります。
TRIVIA 2
釜焚き製法ってどういう意味?
石けんのつくり方です。原料の油脂と苛性ソーダを、大きな釜でぐつぐつ煮込み、4日かけて完成させる、昔ながらの手間のかかる製法です。「釜焚き」と「釜炊き」、ふたつの書き方がありますが、松山油脂は「釜焚き」。石けんの起源とされる、古代に発見された汚れを落とす不思議な土。それは、神殿に捧げられたヒツジの肉から滴った油脂と焚火の灰が混ざったものからできていました。それをイメージさせる「焚」という字を、松山油脂では使っています。
TRIVIA 3
詰替用から発売したってどういうこと?
1995年当時、廃プラスチック問題は今ほど大きな関心を集めていませんでした。けれど「家のなかには何か使える容器があるはず。もったいないからそれを使ってもらおう」。シンプルな発想で「アミノ酸せっけんシャンプー」は、詰替用から製品化しました(念のため空ボトルもご用意はしていました)。ご愛用者が増えるにつれ「やっぱりボトルも売ってほしい」というお声が高まり、液体石けん製品は、その後ボトルから発売するようになりました。
当時のパッケージ
TRIVIA 4
天然の柚子精油を使いたい!
果樹園までつくってしまいました
松山油脂の「柚子(ゆず)ボディローション」の人気が高まるのと同時に、柚子の香りのブームが再燃。柚子精油を入手しづらくなる恐れがありました。けれど、合成香料は使いたくない!そこで、柑橘の特産地、徳島県の佐那河内村に自社農園「山神果樹薬草園」をつくりました。農園には「丸ごと皮削り®」という独自製法で精油を抽出できる施設もあります。また、2025年夏に有機JAS認証も取得。 山神果樹薬草園は、まだまだ成長を続けます。
山神果樹薬草園のウェブサイトはこちら→
TRIVIA 5
モノづくりを間近で見る!
松山油脂の工場には専用の見学ルートがありません。そのぶん現場に入り込み、モノづくりを間近で見学できます。墨田工場なら、石けんの釜焚き・小切り、液体製品の充填。富士河口湖工場なら透明石けんの充填や乾燥、磨き作業、スキンケア製品の充填、機械で練りに練られて形になる石けん。身近な製品ができていく様子をぜひご覧ください。
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