檜と白檀のインセンススティック
8cm×20本¥1,320
古くから薫香として親しまれてきた重厚感のある白檀とパチョリの香りに、清々しい香りのセージとヒノキを加えました。気持ちを穏やかにしてくれる香りです。
むし暑い季節も身体の内側から健やかに過ごしてもらいたい。そのためには、気持ちを穏やかに整え、質のよい睡眠をとることは欠かせないことです。新しくご案内するインセンススティックは気持ちをリセットしたいときにおすすめ。
例えば、一日の終わりにリラックスしてストレッチをしたり、読書をするときにインセンススティックを焚くと白檀やパチョリの香り立ちが室内を浄化してくれるような気分になります。むし暑く寝苦しい夏には、お休み前に少し照明をおとしクールダウンすると寝つきがよくなります。ぜひ、古来より親しまれてきた香りによるリラックス効果で質のよい睡眠習慣を取り入れて欲しいと思っています。
Q.ここから商品開発した高山さんにお伺いしていきます。
お香を作ろうと思ったきっかけはなんですか。
A.私が松山油脂に入社した3年前、祖先供養ではなく、空間芳香を目的としたお香がセレクトショップやライフスタイルショップで取り扱われるようになってきました。その頃から、製品を通して日本の文化や美しさを表現している北麓草水とお香との相性の良さを感じていました。ここ数年、私自身も自宅でお香を焚くようになり、お香のどことなく落ち着く香りや煙の揺らぎに癒されることを実感し、年々北麓草水のお客様にもお香の心地よさを感じていただきたい気持ちが強くなりました。
Q.何回も試作されたそうですが、どのような点に気を使いましたか。
A.北麓草水には、植物を水に浸けて植物エキスを抽出した浸草水を原料にした化粧品や、植物をそのまま使った野草湯や雑貨があります。この植物を直接使うことをお香でもできたらと思い、試作を進める中で、檜の葉やラベンダーの花など、植物末を粉砕して配合することもありました。その結果、植物末では、火をつけた際に焚火のような匂いが出てしまうことがわかりました。その他にも、エッセンシャルオイルを使ったディフューザーでは、温めることでオイルの香りがそのまま空間に広がるのに対し、お香では火をつける前の香りが、燃焼によって変化したり消えたりするため、イメージ通りに組み立てることがとても難しかったです。植物末を使うことは断念しましたが、すべて天然由来の香料で香りづけをすることで自然に近い香りにできたと思います。
Q.高山さんは以前からお香を使用されていると伺いました。
どんな人にどんな時に使用してほしいですか。
A.私が子供の頃は、お仏壇に供養のために使うというイメージが強く、比較的年齢層が高い方のアイテムのように思っていました。今では、ホテルやショップなどでも利用されているほど私たちの生活に馴染んできているので、ぜひ年齢や性別問わず手に取っていただきたいです。例えば、学生の方だったら試験勉強の休憩時間に、働き盛りの方には心と体が緩むおやすみ前に、主婦・主夫の方には自分のための時間に。どの方にも、自分が主役になれる時間に、ぜひ自分のために使っていただきたいです。檜と白檀のインセンススティックは折れば時間調整も可能です。ご自身のライフスタイルに合わせてご使用いただきたいと思っています。
北麓草水は外側からのケアに加え、体を内側から整えることも提案しています。バランスのよい食事や適度な運動、質のよい睡眠、入浴など日々の習慣を整えることで、新陳代謝を促し、すこやかな細胞を生み出すことができます。体の内側から整えることも、スキンケアと同じくらい大切なことと北麓草水は考えています。
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